ときどき管理者モード
ふだんはユーザなのに実際、管理者になれと言われたら、これはドキドキしてしまう。日常ユーザが管理者にならないといけないことはほとんどない。しかしコンピュータの具合がどうもいつもと違って様子がおかしいときは、決断して管理者モードになる必要がある。と、マイクロソフトのマニュアルにも書いてある(ような記憶があったが)、マニュアルの記述はともかく企業内パソコンならともかく、個人持ちのパソコン、コンピュータなら所有者が管理者になるしかない。不都合や不幸はできるだけさけたいものだが、さけられないときは仕方がない覚悟を決めよう。
さて、コンピュータを使っていて一番気になるのは処理速度と騒音ではないだろうか。日常使う車も、道路が混んでなかなか進まないときは潜在的にいくら高性能な車でも、運転していて嫌になってくる。
車は現実の道路を走るが、コンピュータは仮想の情報経路を高速で走りまくっている。ドライバーの知らないうちにウィルスだらけの道に迷い込んだり、なんにも知らないうちにマルウェアに感染している可能性もある。この感染している「かも知れない」のが一番厄介で面倒な事態を引き起こす。しかも疑いを晴らすのはユーザの役目のようになってしまっているのがウィルス駆除ビジネスというもの。